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偽装請負について
偽装請負とは、実態は人材派遣なのに契約上は業務請負になっているものを指します。
最近、大手企業の偽装請負が次々と表面化し問題になっていますが、なぜこんなにも多くの偽装請負が行われていたのでしょうか。
偽装請負は主に製造業に多く見られますが、その背景として2004年以前の労働者派遣法では製造業への派遣が禁じられていたことが挙げられます。
そこで工場へ人材を送り込むために、業務の一部を請負という形にすれば違法にはならずに済んだのです。
また、偽装請負が横行した理由として、人材を受け入れる側の企業にとって偽装請負は大きなメリットがあったことが挙げられます。
人材派遣では、労働者に指揮命令できる反面安全衛生管理の責任が生じますし、一方請負では、労働者に指揮命令できない反面安全衛生管理の責任はありません。これが偽装請負になると、労働者に指揮命令できる上に安全衛生管理の責任も負わなくて済むのです。つまり派遣と請負の良いとこ取りができて、労働者を都合のいい様に使えるというわけです。
こういった経緯があった偽装請負ですが、現在は前述のとおり問題が次々と顕在化し労使双方が対策に乗り出していますので、今後は改善される方向で進んでいくものと思われます。(2006年11月現在)
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